企連協、道路占用工事企業者連絡協議会

変わり続ける暮らしに、変わらない安心を。変わり続ける暮らしに、変わらない安心を。変わり続ける暮らしに、変わらない安心を。

企連協は2021年、50周年を迎えました。

昭和から平成、令和と人々の暮らしは大幅に変わりました。
鉄道や道路などの交通網が整備され、
電気やガス、上下水道は完備、電話も一人一台の時代になりました。
そんな変わり続ける暮らしの中で、
変わらない安心を見えないところで支えているのが、私たち企連協です。
企連協は電気、ガス、上下水道、電話、高速道路、鉄道、地下鉄など、
生活に必要なライフラインを提供している企業からなる組織、
道路占用工事企業者連絡協議会の略称です。
1971年から、皆さまの快適で豊かな暮らしをつくるライフラインを守るため、
東京都23区内の国道・都道において、複雑化したライフライン工事やインフラの耐震化、
老朽化に伴う路上工事などの調整・対策を行い、今年で50周年を迎えました。
路上工事における皆さまのご協力に感謝するとともに、
いくら暮らしが変わったとしても、
変わらない努力で、変わらない安心を皆さまへ届け続けてまいります。

企連協テレビCM「それでも、」篇

企連協テレビCM「それでも、」篇

快適な暮らしのためとはいえ、路上工事に対するみなさんの感情はネガティブなものが多いのが現状です。そんな路上工事を調整し、削減しているのが企連協です。
「支えたいくらし」「守りたい未来」のため、強い意志の下、日夜問わず仕事を遂行するなど、普段は見ることができない、ライフライン保持の裏側をCMで紹介しています。

LIFE LINE/ライフライン/

ライフラインの維持を、路上工事が担っています。

電気、ガス、水道・下水道、電話、高速道路、鉄道、地下鉄など、快適な都市生活に必要なライフラインは道路の下にあります。これらの設備は、定期的な点検や補修を行うとともに、計画的に耐久性・耐震性を高めるための取替・補修工事や、自然災害などに備えるライフラインの補修が必要です。企連協では、路上工事による交通渋滞や掘り返しを少なくするため、23区の国道・都道だけでも年間で約100日間の事業者調整会議を開き調整を行っています。

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 下水道
  • 電話
  • 高速道路
  • 鉄道
  • 地下鉄

WORK/企連協の仕事/

今年も年末年始・年度末は路上工事を減らします。

企連協の仕事

企連協の仕事

路上工事は、年間を通して差が出ないよう、計画的に実施しています。特に交通量が増える年末年始や年度末に関しては、令和2年度は計測を始めた平成14年に比べ、年末年始36%、年度末62%と大幅に路上工事時間を減らしており、みなさまの快適なくらしと、交通渋滞の緩和に努めています。

23区内の国道・都道【年末】
路上工事時間(令和2年度)
23区内の国道・都道【年末】路上工事時間(令和2年度)
23区内の国道・都道【年度末】
路上工事時間(令和2年度)
23区内の国道・都道【年度末】路上工事時間(令和2年度)
出典:国土交通省関東地方整備局

工期を減らし、掘り返しを減らしています。

企連協の仕事企連協の仕事

路上工事においては、同じ場所を何度も掘ることのないよう、事業者間で調整しています。また事業者間での共同施工なども積極的に行い、工事の縮減や短縮化などに取り組んでいます。このような取り組みの結果、令和2年度は計測を始めた平成14年と比べて29%路上工事時間を減らしています。

23区内の国道・都道【年度別】
路上工事時間(令和2年度)
23区内の国道・都道【年度別】路上工事時間(令和2年度)
出典:国土交通省関東地方整備局

交通への影響をできるだけ減らしています。

渋滞を緩和するために交通量の少ない夜間に工事を行っています。

渋滞を緩和するために交通量の少ない夜間に工事を行っています。

路上工事はライフラインの維持のためにはやむを得ないものではありますが、できるだけ交通への影響を考慮して、交通への影響が大きそうな道路においては夜などの交通量が少ない時間帯に、交通への影響が比較的少ないと考えられる道路においては、昼間に工事を行うことで調整しています。

通行止めを防ぐために片側車線ごと交互に工事を行っています。

通行止めを防ぐために片側車線ごと交互に工事を行っています。

通行止めによる渋滞や路上工事における不便を極力少なくするために、片側一車線道路において、一方の車線で工事を行うために封鎖し、残った片側の車線を使って両方向の一般車を交互に通行させる片側交互通行規制による工事を行っています。